まだ駆け出しの修行中の時、様々な才の溢れた同期生がいた。
学び始めは横一線でも・・・
その才能を伸ばしきる人
いいとこまで発揮する人
伸ばせないで足踏している人
限界を感じている人
見切りをつけている人
評価されず苦しんでいる人
こうやって分かれていき、10年以上も過ぎると、とんでもない大差がついてしまう。
現実には毎年同期の人間が減っているのが実情である。
自分がこの業界で生き残るためには、
つまりは患者さんから必要とされるためには、
自分の中の「施術の才能」を分析するしかない。
私の場合は、患者さんを改善するテクニックでも、話術でも、知識でも、感性でもなく・・
ただ「無骨に取り組むエネルギー量」だけだったのである。
しかもあえていうならば・・・というレベルである。
誰よりも当時覚えが悪いが、エネルギー量だけは人一倍はあった。
それだけが自分の当時のよりどころだった。
不器用ながら人並みに感性やテクニックについて理解してきたのは、ごく最近の話なのである。
学院長より
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