まず専門書には、2種類あるということを皆さんは知っているだろうか?
その2つとは
「概論書」と「理論書」である
「概論書」とは、いくらか浅めに、しかし幅広く知識が整理してあるもののことを指す。
「理論書」とは、広さはないが、物事の原理を整理して書いてあるもののことを指す。
この2つを判断する場合に、使えることが第一に読みやすさである。
「概論書」は色々なものを少しずつ解説してあり、そんなに読みづらくはない。
対して
「理論書」は細かな違いを事細かに解説していて、文章に妥協がないため、読み通すのにかなり大変だ。
1日数ページしか進めないこともしばしばだろう。
しかし、あえてお話すると、初心者・中級者ほど理論が必要だと私は確信している。
効率よく上達しようという場合、限られた練習量、経験値を自分の血肉にしていく必要がある。
そのためには、今行っている練習、経験、他者の練習、行動を深く理解する必要がある。
そのためには理論が必須だ。
理論はプロが使うもの、匠が使うもの、達人が使うものと思っている人も多いと思うが、実際にはまったく逆である。
プロ・匠・達人はむしろ膨大な経験値を基にして体感的に技能を培っているのである。もちろん理論も勉強していることは言うまでもないが・・・。
なにを言いたいのかというと、しっかりとした理論を身に付け、一つ一つの項目における思考能力を上げることが、経験不足を補う大きな力になるのである。
この話を聞くだけでも、考え方が一皮剥けるのではないかと私は思って文章を書いている。
ASテクニック整体スクールでは、惜しげもなくそのあたり、伝えていくので、脱サラや定年からのスタートを目指す方にも対応が可能になるのである。
学院長より。
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