基礎技術レベルの重要性

私がリラクゼーションをしていた時に、よそからお手伝いの施術家さんが来る機会があった。

その人たちは、

「きっと岡田さん全国NO、2だからさぞかし特別な技を使っているに違いない!、よし盗んで帰ってやる」

きっとこう思っていたはずである。ところが、実際の施術ではほぼベーシックの基礎編が多く、その人達から、「もっとなんかないんですか?」と言われてしまったこともある。

私から言わせていただくと、

リラクゼーションに関しては、思いっきり乱暴に言ってしまうと気持ちよければ、結果的に血管も広がって、施術効果もある程度だせるし(血管系限定のお話)、すべての刺激は、つねろうが、押そうが、揉もうが、頭(脳)には「気持ちいい・気持ちよくない」「快・不快」こういった信号になっていくだけである

。それが大前提であれば色々なやり方があって、自分に合っていれば良いというのがリラクゼーションにおける、今現在での私の結論なのだ。

私の場合は、不器用でベーシックなことしかできなかったので、結果として技術の完成形がそうなっただけのことなのだが。

大切なことは、その技術を最高系まで上げられるものをチョイスできているかどうかということが大切だ。

麻雀(マージャン)でいうと、最高役の役マンまで手を育てるということに該当するだろう。

10点が技能の最高点で、自分が頑張っても6点しか習得できないのであれば、その技術がどんなに優れていようが選択後、自分がうまくいく可能性は低くなる。

例えば私の場合、体があまり大きくないために、必要以上に相手の体を動かす手技はあまり習得率が高くないのだ。

また、基礎のベーシックを最高系に持っていって全国NO、2になったということは、基礎・ベーシックなものをみんなしっかりやり切れていないということの表れでもある。私が基礎技術にうるさいのは、建物でもそうだが、基礎の部分の出来具合で自分の伸びシロが決まると思っているからだ。もちろん最初からそれが備わっている人であればそこは飛ばしてもいいのかもしれないが、少なくても私にはその部分がしっかりできていなかったのである。

            学院長より

厚木整体スクール学校

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