上級者の能力

上級者の能力として顕著なのは、復元仮定能力が非常に優れていることである。

どういうことか・・・?

例えば施術について、

「こういう検査結果だからこういう順番でいった、でもこの時点では、こういった可能性も否定できない。ここでこっちを先に調節したらどうなっただろうか?」

そうすると相手が上級者の場合は

「おそらく、その順番でいっても理論上は問題はないと思う、だがその結果手数が多くなり、患者に負担をかける可能性が高くなる。それならば最初の選択肢をチョイスしたほうが、結果的に施術効果がダイレクトに出る可能性があって、手数も調節できる可能性があるのではないだろうか?、だから最初の選択肢で今回は御の字だと思うよ!」

いつでもその場に戻って場を再現するという復元仮定作業能力が半端なく高いのである。

復元仮定作業の能力とは

「もしも、あの時にこちらを選択したら・・・」という仮定を1つだけおき、あとは変化させずにすると結果的にどのような展開になっていたか・・を推察する認知作業のことである。

この能力のレベルの違いが中級者と上級者を分ける1つの境目となる。

            学院長より

厚木整体スクール学校

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