上級者と中級者では記憶の仕方でどこが違うのだろうか?
今回は皆さんにこの秘密を公開しようと思う。
ズバリ言うと、
上級者はチャンクが大きいのである!
?????
噛み砕いて説明しますね・・・。
前回お話したように、ワーキングメモリーにおいてその覚えられる単位を「チャンク」と呼ぶと学習しました。
例えば数字を覚えるときに
「8864」
これを数字で覚えると8,8,6,4、と4つのチャンクがあるので4チャンクとなるのである。
ところが、以前九九を勉強していて、それになぞらえて覚えると
「8864」=はっぱ64
こういう覚え方もできるのである。
この場合使ったチャンクは1つなので
1チャンクとなる。
わかりますか?言いたい事?
ただの数字でもほかのことでも、意味を関連付ける能力があると、使う記憶の処理容量を削減でき、より多くのものを記憶に取り込むことができるということです。
例えば銀行の番号でも
1753-0071-0596-7373
という番号があったとします(笑)
この時使うチャンクは、1753007105967373=16チャンク使っているわけです。
でも例えば・・・
1753→イナゴ様
0071→007が一番さ
0596→レゴを組む
7373→なみなみと
イナゴ様は、007が一番さ、レゴを組むぜ、なみなみと・・・
こうすると4チャンクですみます。
ちょっと極端かも知れませんが、こういう発想をしていると、記憶に入りやすくなって、勉強が楽しいですよ。
学院長より
〜
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