世の中には、数多の整体術が存在する。
私も、修行時代に様々な先輩方から教えをいただいた。
様々な先輩たちは、それぞれにこだわりがあって色々と語っていた。
「やっぱり、基本のディバーシファイドが俺は1番しっくりくる」
「トムソンテクニックの方が上だぜ」
「いやいや、AKテクニックが最先端だ‼️」
その当時、自分はあまり知識はなかったが、未熟な身でありながら、諸先輩方を見ていてとても疑問に思ったことがある。
「一体誰のために施術をやってるの❓その人にとって1番施術効果が出るやつであればいいんじゃないの❓」
要するに、一体どこを向いてやってるんですかっていうこと言いたいのです。
〜テクニックが〜テクニックより上とか下とか、結局は施術する側の自己満足なんじゃないの❓って、患者さんにとっては、〜テクニックとかどうでもよくて、症状を何とかして欲しいんじゃないの❓
そんな風に感じてしまったことをよく覚えています。
確かに実際に臨床の場において、ある程度の概念に照らし合わせて施術を進めることが多いのは確かです。
ですが、もしも途中で手ごたえが悪いのであれば、それに固執せずに持っている引き出しから患者さんにとって1番良いものを模索しなければなりません。
「何が何でも〜テクニック・〜療法で改善させるんだ‼️」
これは施術者側のエゴ以外の何者でもありません。
学院長より
0コメント