患者さんは木人ではない
この辺りをわかっていないと施術家として大成しない。
「何をいまさら❓」
「そんなことより〜テクニック早く教えてよ‼️」
こういう人が多いが…
たとえ〜テクニックを習得したとしても、相手は人である、患者さんなのだ。その時の体調や、食生活で体の状態がガラッと変わる。もちろん強さもだ。
だから施術家として技術を磨くのと同じくらい大切なのが、感受性を高めることだ。つまり、限られた情報から人より多くを感じる事が出来るようになるということである。
例えばある患者さんがうつ伏せに寝ているとする。
「強さの加減いかがですか❓」
「…はい、大丈夫です」
このやり取りから何を感じられるのか…
「…はい、大丈夫です」→ちょうどよかったのか❓、ストライクゾーンギリギリオッケーなのか❓
声のトーンはどうだったのか❓
最初の沈黙は「うーん」って感じだったのか、ドンピシャすぎて声が出なかったのか❓
このちょっとしたやり取りの中からでもかなりの情報を得られるわけです。
そしてなるべく早く患者さんとの波動というか思考を合わせていくことができれば
「この人はわかってくれている‼」という安心感につながり、より整体術の施術効果も出やすくなるわけです。
テクニックにこだわってる人。それも大事ですが他にも見るところいっぱいありますよ。
学院長より
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