得意なものに一定期間こだわると、面白い副産物が手に入る。
こだわったものを中心として、そのカテゴリーの全体像が見えてくるようになるのだ。
すべてバランスよく全体像が見えるわけではないのだが、得意なものを中心としてそれにこだわり、物事を認識していくと、同じカテゴリーの別のものを見るときの洞察を生み出すようになるのである。
早い時期にこれを形成できると、最終的に上達が早い。
得意なものにこだわる時期がなく、はじめからバランスのとれた技能を身につけようとすると中核のない、浅いものになる危険性がある。
結果的に全体的理解度が浅く収まってしまうのである。
何かに一定期間こだわることが、結果的にそのカテゴリーの進歩速度を上げることは良くある。
最終的にはオールラウンダーというかバランサーでも良い。だがその過程においてこういったプロセスは必要不可欠である。
学院長より
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