施術する相手が人である以上、完全に決まったものは存在しない。
その人それぞれに応じて、オーダーメイドで施術をしていく必要がある。
「このやり方だけずっとやり続けていれば、安定した結果が現れる。」
そんなものは存在しない。
ただし一定の振れ幅で、こうやった方がこうやるよりもうまくいくケースが多い、と言うものは存在する。
ただし一回一回、患者さんに対して、バイアスをかけずにきちんと検査、触診をして結論を導きだすことが大切だ。
だからテクニックについての理解も大切なのだが、大切なのはそのテクニックがどういった概念で生まれてきたのかということを理解することである。
もしそのテクニックの概念をきちんと理解していれば、そのテクニックを作った人と同じ結論にたどり着けるはずだ。
何かを学ぶ際に、それを使って結果を出すことばかり考えるのではなく、概念からしっかり理解しようと試みると、もうワンランク上のことができようになる。
学院長より
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