いつか、自分の治療家としての、技術屋としての感性が保てなくなるかもしれない。
いつもその気持ちが消えることはない。
だから一日一日が勝負である。
このままどんどん技術が上達して・・・となればいいが、もしかしたら感性はあってもそれについてくる体がなくなるかもしれない。体があっても感性が昔ほど戻らないかもしれない。
そう思うと、いてもたってもいられなくなるのだ。
よく、患者さんに
「岡田さんはそんなに仕事のことばかり考えて飽きないのですか?」
と聞かれるのだが、飽きる飽きないではないのである。
自分の伸びシロがどこまであるのかみたいのである。そのために
「あの時もうちょっとやっておけば、もう少しうまくなっていた、もう少し勉強すれば体の秘密に迫れた・・・」
この後悔をなくしたいのである。
技術屋・感性の仕事である以上、自分で納得して幕引きをできる人は少ないのかもしれない。
昨日とまったく同じパフォーマンスを出せと言われても、まったく同じにはできないのだ。
しかも患者さんも毎回体調が違う。
その中で、自分を測る量りをしっかりともっていたいのである。
自分の納得できるところまでやってみたい。
厚木整体スクール学校 学院長より
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