世の中には「ニワトリが先か、卵が先か・・・」ということが多くある。
人もタイプによって、すんなりブレイクするタイプと時間がかかるタイプに分かれる。
それは、器用不器用という側面を差し引いて、その人の思考の違いにある。
具体例を書いてみる・・・。
「なぜ?」と「なに?」
これについて話してみよう。
例えば、「紙に火をつけたら・・・?」について
このお題でいう
「なに?」とは、「燃える」が答えだ。
紙に火をつけたらどうなるの?答えは当然ながら、燃えるということ。
それに対して同じお題で「なぜ?」を追及してみる。
「なぜ?」とは、どういった仕組みでそういう現象が起こるのか?ということだ。
答えとして、空気中に酸素がこのくらいの濃度で存在して、火が付く酸素濃度がこれくらいで、火が付く瞬間にはこういう化学反応が起こっている、その他諸々・・・。
こういった現象に対する原理原則を細かく説明するのが「なぜ?」である。
大切なことは、どっちが理解するのに簡単かということである。
もう一つ例を挙げてみよう。
「紙に願いを書くといいからやってみなよ・・・」というお題があった場合。
「なに?」の答えは、願いが実現する、である。
「なぜ?」の答えは、脳の扁桃核を刺激して~、潜在意識が働いて~。となる。 「なぜ?」がわからないと動かない人が多い。物事を実現するためにはまず、「なに?」が必要だ。まず、行動が大切!答えがわからなくても行動することで成果の出るものは、まず取り入れていく。そのうえで、「なぜ?」を追及する。
イチイチ納得しないと動けないタイプ、成功者のアドバイスを素直にできないタイプ、こういう柔軟な考え方も時には必要だろう。自分の知らないことを相手は知っているかもしれないのだから。
厚木整体スクール学校 学院長より
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